SONYの行方。
本当の行く先はだれが見ているのでしょうか。SONY。
昨今の問題や不振について、個人的には井出氏が要因と決めてかかっています。イメージも悪化しましたし・・・。
年頭の各種記事でサムソニーの話題が出ていました。気づいた人も多いでしょう。
冷静に考えてみると、起こっても不思議ではない事象でしょう。LenovoによるIBMPC部門の買収、COMPAQのDEC買収、HPのCOMPAQ買収と大規模な買収は増えていますし、本年より三角合併が解禁されるわけです。当然ながら、サムソンのソニー買収は可能性としてあり得ると思いますし、実際サムソンは検討しているのではないかと思います。サムソンは或る意味国策を担っているような感もありますから、政府としても後押ししたい・・・という考えがあって不思議ではないと推察します。対するソニーも株主の大半は機関投資家・外国人投資家等になった今、株主メリットがあれば売却や交換があってしかるべき状態となっています。こういった背景により、可能性は高くもなければ低くもない状態になっていると思います。
さて、PSPやPS3の不振が取りざたされていますが、任天堂が好調すぎると行っても過言ではありません。wiiやDS Liteの販売だけでも絶好調ですが、外国為替差益もかなりの額となることが見込まれています。現に中間決算では為替差益が凄いことになっていました。3月期決算についてはまだ市場がどうなるかわかりませんが、このレンジで動くと決算時の為替差益もかなりの額となるでしょう。
話がそれましたが、PS3やPSPはネットワーク配信ゲームを増やしたりして良いのではないでしょう。簡単に言うと、wiiのバーチャルコンソールの様な感じで。とくにPSPはUMDというメディアを使わず、iTunesの様なアプリケーションとメモリースティックDuo/Proを活用することで、よりタイムリーで低コストなゲームやコンテンツ配信が可能になる可能性を持っているわけです。
当然、駆動デバイスが無くなるだけ小型軽量化と長時間稼働が実現できると思いますし、ネット配信だけでなく、ゲームチケット(Noや利用権カード、ノベルティの付加)を既存の販売店で売ることで販路の維持は十分出来るわけですし、価格も販売店が設定できる現在の制度(建前上そうなっていますが)も活用でき、便利だと思うのですが・・・。課題としてあげるなら、中古販売・・・でしょうか。
と・・・書いておきながら、さりげなく、次期PSPの噂を見つけたりしています・・・。どうなるのでしょうか? PSPもPS3もものは良いと思うのですが・・・。
(配信:PLANET ALLIANCE)