今週の営業方針会議(02/19-23)。
先週はぶっちゃけドルエンもでしたが、ポン様の狂喜乱舞にはまいりました。特に売買目的ポジションを持っていたわけでもありませんが、うまく乗れれば美味しかったでしょうね。賭と恋路に「たられば」は禁物です。明日に向かって前向きに生きましょう。
さて、目下今週の目玉といえるのは日銀金融政策決定会合(20-21日)となりました。日銀による利上げ期待感が国内外ともに高まっていますが、本当に利上げがあるのか天の邪鬼だめ狼は疑問視しています。為替や株に於いては天の邪鬼はもっとも「タブー」といえる事ですが・・・。
天の邪鬼の立場を取る背景として、国内景気のさらなる活性化が必要になってくると言うこと。お金を持っているのは一部の大企業であるということで、それらと国際的な体面だけでの利上げは適切ではないというのが表面的な理由です。
また安部政権の施政方針演説により、成長力強化、投資促進、雇用創出という点に於いては2007年度からの税制改正(特に法人税制の大きな変化)により一定の効果が出てくるものと期待していますが、その全てにまつわるのは資金調達であります。しかしながら、個人向けの税制改正はとても消費拡大を後押しするものは少なく、住宅ローン減税の縮小や定率減税の廃止、投資関連税制の改正などどちらかというと、消費の萎縮を促してしまいそうなものが散見されます。
各指標や調査を見ると(大)企業関連指標が好調なのに対し、中小や個人に関連する指標がさほど好転していないことを考えると、構造のひずみを生み出し、成長の鈍化を起こさせるに至らないのではないかと考えるわけです。解釈を広げると、成長の鈍化だけではなく、ひずみが格差を生み出し、構造の悪化につながらないともいえません。
日銀の独立性というのは承知しているつもりではありますが、国の成長を担うキーであることには代わりありません。その判断は一般に公正妥当である内容であるべきだと思いますし、ディスクローズされた結果を判断されるわけです。ただ、政府の考える「成長力強化、投資促進、雇用創出、格差是正」といったキーワードから考えると現時点での利上げは低いとだめ狼は考えています。
では、いつ頃に利上げがあるのか考えてみることにしましょう。以前に8月以降云々という希望が流れていましたが、そこまで後になるとは思いにくいと思います。8月といえば前回の利上げから13ヶ月となるわけです。個人的には5-6月近辺が一つの山でないかと思います。よりによってそんな時期にする必要があるのか、と言われてしまえばそうですが、この時期は需要(新年度特需?)が一巡して世間が平和とも言えますが、企業として資金をいかに集めるか重要な時期でもあります。一つは納税資金、次にボーナス資金というわけです。多くの企業がどれだけフリーキャッシュを持っているかわかりませんが、この時期は特に多額の資金が要求されると行っても過言ではありません。法人税の実効税率が下がると行っても2007/3決算で40%の実効税率を科された場合、税引前当期純利益が100億と仮定すると40億が税金として現金で納税することになります(この規模になると中間納税もしているでしょうけど)。利益が100億あるのと現金が100億あるのとは違います。そして、ボーナス。平均支給額60万として社員が100人いるだけで6000万のボーナス資金と給与が現金で必要となるわけです。この時期に利上げすると、結構利息が取れそうな気になるのは私だけでしょうか?
ちなみに、この外為どっとコムのバーチャルFXで「だめ狼」を検索するとだめ狼の順位が分かりますw。
なんとかなるお(^ω^)。
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