iPhoneが映した世界(3)。

 iPhoneのアクティベーションは独特でiTunesを利用して認証することになっています。これについて、日本のユーザは「おぉ」と思うかも知れません。
 日本のキャリアもネットワークによるアクティベーション機能を有しています。ただ、これはショップの店員など一部の利用者しか使っていないので周知ではないのです。私も個人的にネットワーク認証で端末切替を行ったことがあります。実際は、大したものではなく特定の電番にコールすると済んでしまいますが・・・。これにより新端末が有効になり、旧端末は利用できなくなります。
 個人的には、「Palm Desktop+音楽管理+辞書などの端末管理」が出来るツールがあった方が嬉しいのですが・・・。昔はユーザ辞書をPCで編集できたのにFOMAになってから出来ないことに苦痛を感じます。
 正直全容が明らかになるまではiPhoneには魅力を感じていたのですが、明らかになっていくと「ケータイ+iPod」の方が使いやすく感じるのは気のせいでしょうか。
 むしろ、「電池の持ち」に関わる問題も無視できないのでは無いでしょうか。最近はだいぶケータイの電池の持ちも良くなってきました。設計も部品もこなれてきたせいもあります。が、やはり複雑化すると電池の持ちは無視できません。メールやアプリ、ネットを使うだけで普通に1日もたずに電池が切れます。音楽なんて聴くゆとりがありません。iPhoneが発端ではありませんが、次世代の電池と目される燃料電池の実用化が待ち望まれます。ケータイやノートPCに搭載されると考えられますが、ポータブル器機だけでなく災害用と利用範囲は広いので、これらの銘柄も注目だと思っています。