規格戦争終結。

 実は今日の記事を用意していたら正式発表があったので、「規格戦争終結?」から「?」が無くなりました(笑)。
 VHSとベータの戦争時代を知っている人はどの程度いるかは不明ですが、デジタルになる前の放送局では、βテープを普通に使用していたものです。3倍速といって、3倍の早さに回して記録します。ビデオデッキの1/3の早さで記録して3倍の時間記録させるわけではありません。
 で、ようやくBlu-ray(ブルーレイ)ディスクと HD DVD の規格戦争に一定の終止符が打たるようです。東芝の撤退というオチ(笑)。プレステ3の時期ですら控えめにみてもBlu-ray(ブルーレイ)・コンテンツの方が優勢を占めており、そのままの流れで(途中配給会社がBlu-ray(ブルーレイ)に統一などという話題もありましたが)ソニー・松下陣営のBlu-ray(ブルーレイ)が事実上の勝利となりました。HD DVD は東芝とNECが共同で開発したもので、その東芝が抜ける時点で敗北とみられるわけです。
 ワーナーも出さず、ウォルマートには置いてもらえないとなると、事実上の退場命令に近いですからねぇ。
 規格戦争が終結することで、機器メーカーやコンテンツプロバイダ、そして消費者にはようやくチャンス到来です。
 但し、本邦国内だけの要因としてコピーワンスが解決しない限りは、まだまだ普及には遠そうです。しかしながら、再生機・AVセンタとしてプレステ3には追い風となるでしょう。
 日本は独自規格や馬鹿な日本音楽著作権協会(JASRAC)のおかげで消費者が小馬鹿にされ続けています。
 さて、規格戦争が終結すると敗北企業はその開発費や特許関係費用、営業費用の多額の処理が発生するとともに、買った消費者には焦燥感がはしります(てか、惨めですねぇw)。規格戦争に負けるということはそういうことです。
 うちにはパナソニックDIGAと、TOSHIBA RDがあり、規格の分かれがいやでしたから、ちょっと安堵です。あとは、コピーワンスが解決できれば地デジ導入も現実的になりそうです。でも、地上波なんて一週間で一回もみない日が多いですが、何か( ´Д`)?