その 今週の営業方針会議を…。
2008年10月27日
G7のコメントを読みましたが、当面の介入はなんかなさそうな雰囲気を感じます。
「コメントに強気の意志を感じない」というのが理由ですが・・・。
さて、OPEC(石油輸出国機構)の減産も発表されましたが、今までの上昇でだいぶ増産していますからその分は段階的に下がるのかなと。
[記事]NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-原油急落、中東産油国の財政を圧迫
イランの予算編成上は1バレル90ドルらしいですが、個人的は今後1年は70-80ドルで推移、3年後から年1%程度上昇と見込んでいます。
この2年で巨大化したオイルマネーの価格下落抵抗はちょっといかがなモノかとは思いますが、下がりすぎるのも上がりすぎるのも世界経済には良い影響は与えないという見方です。いずれにしろ、今冬の国内エネルギー価格は一服し、ようやく急激なエネルギー価格のインフレ圧力から少し解放されそうで一息だと思います。
そして、この通貨の大幅な乱高下は当然ながら決算に大きく影響を出すこともあり得ます。「急激」な場合は、計算方法や期間などの判断により、換算レートの検討は出来ますが、常態化してしまうと「急激ではない」為、普通に換算されることになります。
企業の責任でないにもかかわらず、勝手に赤字が100億も200億も増えるというものです。特にソニー。ちょっとかわいそうですが・・・。任天堂も結構なことになりそうなきもします。
ネタが通貨に戻ってきたところで、今週の値動きを注視しどこで相場に加わるか引くかを考える事が肝要だと考えます。