収益性は七難を隠す

 「・・・いいのかそれで?!」と思うのですが、多少のごたごたよりも成長性が買われると言うことだそうです。七難・・・とは、無くて七癖とかの沢山あるという意味の「七」なわけです。
 組織整備の遅れやずれ、上場前の会計処理による一時的な減益などもその後の成長が見えることで「大した問題ではない」扱われ方がするのでしょうか。これ自体は別にかまわないと思いますし、やむなしと考えられます。
 ただ、目先の成長性だけを見て本質を見ていない場合が問題だと感じます。急成長をする企業や組織では、常に何かしらの要因を抱えるものです。資金繰りもそうかも知れませんし、人手不足だってそうです。人の問題は企業・組織の運営上切っては切り離せません。会計処理においても、資産の処分などによる除却や減損などがあってもおかしくありません。
 しかしながら、架空取引などが混じってしまうと、その本質たるものを脅かし、偶像を醸し出す可能性もあるわけです。
 企業の社会的責任というものが問われ始め、投資家(特に「機関投資家」)に於いては、厳しい対応を求められるようになりました。わかりやすい事象は、クラスター爆弾関連を製造等している企業に対して資金を投融資していた事でしょう。
 投資活動から見れば「利益を上げるものにお金を出す」で良かったものが、どのような銘柄(企業)に投資しているかによって、機関投資家がジャッジされる時代に変化を遂げているということが理解できます。
 投資家も監査人も隠された「難」が企業活動における超えるべきハードルなのか、偶像が混じっているのか、社会的同義に反することが隠されているのかを見極める力が要求されるのでしょう。
なんとかなるお(^ω^)。外為ランキング


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