(システム監査)試験勉強。
仕事探し以前にいま躍起になって(?)取り組んでいるのが試験勉強です。お金払っちゃったから、やむ無しです。
昔はシステム監査技術者試験といえば27歳以上の受験資格(制限)がありましたが、これまでの歴史の中で撤廃されました。高校の時は受けたくてもうけられないんだなぁ・・・と思ったものです。故に、今となっては高校生でも受験可能ですし、通るための資質が或る人間はいると思います(日商簿記1級をとる高校生だっているので)。東大くらい入れる人にとっては勉強すれば簡単だと思います。が、情報システム/情報ストラテジーという大きな観点から見て分析するためには多少なりとも社会経験があったほうが有利なことには違いないでしょう。そんな試験だと思います。公認会計士試験だって大学2年生とかが通ったりするわけで、それから推察するとあり得ない話ではないと。昔、第二種情報処理技術者試験(英語、数学、簿記、関連法規があった時代に)に中学生が合格というニュースがありましたが、出来る子は出来るわけです。
閑話休題。
システム監査技術者試験の一番の難関は記述問題(午後I、II)です。午前の問題なんて一般知識で解答出来るものか多いわけで。午後は、一般にエンジニアを経験していた人間ならば「エンジニア」の観点で論じることはいともたやすいのです。しかし、そこは監査人。監査人の視点で論じる必要があるわけです。なりきらねばなりません。人生8割方ハッタリで生きていますし、演技の一つくらい出来なければやってられませんが・・・。監査人なんて身近にいないので、演じ方がよくわからないのも正直なところです。
とかく注意すべき点と云えば・・・
- 不審な言い回し
- 言い切り
- 関連法規等と鑑みた不審点
- プロセスの脆弱性
- コントロールの有無
- コントロールの的確性
- 監査証跡の確保性
- 監査調書および証拠の有効性
- 経営者の関与
が思いつきます。他の様々な要因から総合的に判断し決定するわけですが・・・・。
また問題により監査手続の有用性や的確性などを論じることもあります。限られた字数、設問を解く午後Iは資質を見極める(足切りする)のに丁度良いものとなっているわけです。
それをふまえて、午後IIの小論文(2時間3000字)に入るわけですが、公認会計士試験を考えるとこの程度楽勝で解けなければいけないのですが・・・なんか自信ないですね。
だめ狼はだめな子なので、これから論文と午前のひとり答練をがんばります。