今週の営業方針会議(7/23-27)

 今週はドルエンを中心に見ると「第2四半期GDP・速報値」です。これが発表されます。
 これにより当面のドルエンの流れが解ることになると思うのです。
 ただ、これまでの指標を見ると決して悪い数字が出るとは思っていません。工業系の指標にしてもコンシューマ指標にしても、予想より悪化している指標が体感的に少なく感じました。
 指標の善し悪しは、構造化領域にあり、数値による分析などが出来る便利な内容です。
 それは置いておいて、同金曜日には本邦関連指標が待っています。これらの指標は外国為替取引だけでなく株式市場に対する影響もあるので合わせて考える必要性があるわけですが、その直後にある参議院選挙と、時期的には降れば土砂降りに近いのかも知れません。
 本邦金曜朝の指標というのは消費関連となっています。これは、本邦経済が消費者レベルでの回復がなっているかどうかを考えるのに重要であることは言うに及びません。
 個人消費の持ち直しが、日本のデフレ脱却と成長に不可欠であります。当然ココで回復基調となれば、日銀の利上げ観測とともに、個人向けのビジネスを行っているドメインの企業株価の上昇などが見えてきます。国内景気が回復すると言うことは当然国力が強くなるわけですから、対円が強くなるのも容易に予想できます。

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