投資にかかるリスク管理。

 だめ狼もFXをしているわけで、当然ながら投資リスクという物を考えているわけです。投資活動をしている皆さんは多かれ少なかれ投資リスクというものを考えて行動しているのは周知の事実かと思いますし、義務だと考えます。
 ことにリスクというと広義の意味もありますが、ココでは投資活動におけるリスクに限定してだめ狼の考えを簡単に説明します。
 投資活動におけるリスクは簡単に言ってしまうと、「資金を失う可能性」と表現できます。
 そして、そのリスクに対してアプローチがあるわけです。

 リスク管理においては、そのリスクの測定と認識、そして対処が肝要ですが、これらの実施・実務は投資スタンスや資金量によってそれぞれ異なっていると思います。リスクの測定や認識は各社それぞれですし、話をスムーズにするためにリスク対応について限定します。
 そのリスクへの対応ですが、主に次の3つに分けられるでしょう。

  1. リスクの回避
  2. リスクの低減
  3. リスクの受容

 それぞれについてだめ狼はどのように取り組んでいるかを説明します。はっきり言って単純です。
1.リスクの回避
 つまり何もしない。
2.リスクの低減
 ロスカットや、利益限定などの施策を実施。
3.リスクの受容
 保有ポジションや資金量に応じて、低減措置を講じない。
 これだけのことです。もっと具体的に説明すると次のようになります。
1.リスクの回避
 状況が解らない場合や、自己の判断能力以上の状況下および取引制約等が予見される場合には、休場とし、様子を見る。まさに「何もしない。手を出さない。」だけです。但し、単に何もしないだけでは成長もなくおもしろみもありませんので、仮説を立て、分析と検証を実施します。
2.リスクの低減
 ロスカットや、利益限定などの施策を実施。単にリスクは元本割れだけではありません。著しい下落状況下に於いて、損失を限定するロスカットは必要だと思います。ヘタすれば退場になりますから。また、為替差益が出ているポジションにおいて、評価益が下がる動向になった場合、マイナスになる前の一定利益水準で決済することにより、最低限利益を確保する活動です。「為替動向に応じてロスカットレンジを変動させる」ことです。
3.リスクの受容
 まさに「受容」です。受容を選択した場合「トレード中」に特に何もしません。リスクの回避は「トレード外」、つまりポジションを取る前の行動であるのに対し、これはポジションを保有している状況下で執る「何もしない」活動です。例えば、維持率300%の状況に於いて保有している122円のドルエンロングが為替レート112になったときに、ロスカットも解消も何もしないことです。ちなみに、この場合ヘッジもナンピンもしません。
 ちなみにヘッジやナンピンという活動は回避活動や低減の一環として考えています。しかしながら、これらの活動を行うに当たり、リスクの測定や認識をしっかりしておかなければ、厳しい運用をしなければならない状況になるのは自明でしょう。故に、見通しや動向を踏まえて対処し、そのリスクにアプローチをすることになります。

 ちなみに、この外為どっとコムのバーチャルFXで「だめ狼」を検索するとだめ狼の順位が分かりますw。
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