駅ナカの課税強化。 経済・企業動向Watch

駅ナカの課税強化。

 2006年11月30日に総務省の外郭団体「資産評価システム研究センター」の専門部会が、鉄道の駅構内の商業施設「駅ナカ」の固定資産税について、課税強化の報告書を纏めました。現在は「駅用地の評価額は周辺の3分の1に減額」だそうです。これを新しく「複合的利用の鉄軌道用地」という区分を作り、周辺宅地並みに…
収益性は七難を隠す だめ考察

収益性は七難を隠す

 「・・・いいのかそれで?!」と思うのですが、多少のごたごたよりも成長性が買われると言うことだそうです。七難・・・とは、無くて七癖とかの沢山あるという意味の「七」なわけです。  組織整備の遅れやずれ、上場前の会計処理による一時的な減益などもその後の成長が見えることで「大した問題ではない」扱われ方がす…
オリコと伊藤忠。Part 2 経済・企業動向Watch

オリコと伊藤忠。Part 2

 以前に「オリコと伊藤忠。」でオリコ(オリエントコーポレーション)の多額損失について、記事を書いたことがありますが、オリコの見通し等(「新中期経営計画」の策定に関するお知らせ)が発表されました。結構なネタだったのでニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。  伊藤忠商事株式会社からも臨時報…
米シティ+日興コーディアル。 経済・企業動向Watch

米シティ+日興コーディアル。

 証券関係も大変なようで・・・。というか、日興コーデについては自業自得感が否めませんが。  「新光+みずほ」という動きもあり、みずほ的にはなかなか厳しかったのでしょうか。今のところ、はっきりとしたコメントを見た覚えがありません。  米シティについては以前問題を起こし、本邦裕福層向けの拠点と手だてを失…
日銀金融政策決定会合 用語

日銀金融政策決定会合

 日本銀行政策委員会が行う、金融政策運営を討議・決定する会合(金融政策決定会合)のこと。  日本銀行法(平成9年法律第89号)による規定で、政策委員会の招集等については政令(日本銀行法施行令 第9条)で定められている。  議事内容としては(1)公定歩合、(2)準備預金制度の準備率、(3)金融市場調節…
「用語集」について 用語

「用語集」について

 2007年2月15日より「だめ狼 用語集」の提供を開始致しました。今後、この用語集への収録拡大を目指します。  それに伴い、これまでダウンロードで提供して参りました用語集につきましては新規収録と公開について当面見合わせることといたしました。…
節分天井、彼岸底 経済・企業動向Watch

節分天井、彼岸底

 相場の格言で、2月3日の節分あたりが高値、3月21日の春分の日前後の彼岸が底になるという意味だそうです。  これについて、検証しているさいとがあるのがすごいです。 LINK ダントツ投資: 格言の真実  今年は節分は高くありませんでしたが、「日銀金融政策決定会合」以降の26日前後を高値として下落基…
いちごのマーマレード? 今日のだめ事

いちごのマーマレード?

オレンジやユズなどの柑橘類を原料とし、果皮が含まれているものは特にマーマレード (marmalade) という(ジャム - Wikipedia)。 らしいのですが、「マーマレード」の語は、フランスでは果実の煮つぶしたものを、スペインではリンゴの煮つぶしたものをいうらしい・・・。故に、いちごの原型が入…
不動産鑑定基準から学ぶこと。 今日のだめ事

不動産鑑定基準から学ぶこと。

 世間一般にはいろいろな職種の方が働いています。それぞれの業種・業態などにおいては、専門的知識以外にも、職業倫理観や哲学といったものがあります。私が従事していたIT業界でも当然です。  そこで不動産鑑定士のバイブルとも云える「不動産鑑定基準(H14)」 「不動産の鑑定評価の方式には、原価方式、比較方…